ウンベラータおすすめ肥料は2つを賢く使い分け【長文】

2021/05/01

肥料

ウンベラータ肥料おすすめ
ウンベラータ肥料2021





ウンベラータに肥料を上げよう

ウンベラータを大きく元気に育てるために必要なのが肥料です。その肥料の効果的なあげ方と肥料の種類などウンベラータと肥料の上手な関係をお伝えします。


そもそもウンベラータに肥料は必要か?

肥料は必要です。

ウンベラータに限らず鉢植えの観葉植物は根っこから土の養分を吸収しています。

その土の養分が少なくなってくるとウンベラータも元気なくなってきます。

そんな時に必要なのがthe肥料!

簡単なので忙しい人にもおすすめ。

野外で管理していない観葉植物が多いので全体的に日照不足気味…。
その日光のパワーも肥料を使って補ってあげると常に元気なシンボルツリーとしてウンベラータを育てることができますよ!!

ウンベラータの為の肥料としてハイポネックスやメネデールを購入して検証しました。

ウンベラータ 肥料




ウンベラータ元気ないなら

ウンベラータ元気ないのは人間の管理不足(涙)

観葉植物に寿命はないですから…。
せっかく大切な植物を枯らすのはもったいないですよね。

元気ないのはいろいろな原因があるけどその一つは栄養が足りていないのかも。
鉢で育てると土の栄養が年々減っちゃうからね…肥料の補充と植え替えとして、精一杯育てて、元気なウンベラータにしましょ!!



どんな肥料が必要なの?

ウンベラータは観葉植物で花を楽しむ植物ではないですよね(栄養生長期)。

なので、

葉が元気に、なおかつ緑がきれいに丈夫に育つ栄養が必要。



それが
  • ちっ素
  • リン酸
  • カリ

です。

この3つが植物の三大栄養素。



この3つだけ覚えれば大丈夫。

大体、観葉植物の肥料にはちっ素リン酸カリ、の表記がしてあります。(超重要だから。)

そして配合量が数字で表記してあります。


下のところにチッソ、リンサン、カリ
こんな感じで。

この肥料はチッソが10。リンサンが8。カリが8入っているよって事。

とっても重要。

これはウンベラータにとってもとっても重要な栄養なんです。



それぞれの栄養をウンベラータに上げるとどうなるでしょうか?

まずはちっ素。

ウンベラータ肥料窒素


ウンベラータの幹を太くする肥料は窒素が必要。


窒素は幹を太くするだけではなく、ウンベラータを大きくしたい時にとっても重要です。

幹を太く、大きくするのに必要なのは肥料だけではありませんが、大きくならないときは、たいてい肥料が足りてない場合がほとんど。(あと日光。)

これってウンベラータに限らず観葉植物の幹を太くするにはまず窒素です。


葉っぱの緑色をきれいにするのも窒素。






次はリンサン。



リン酸は剪定したときの脇芽をよく出してくれます。

脇芽の本数が増える印象。(ウンベラータは剪定しないと脇芽が出にくい。)

根っこもよく伸びる。


最後カリ。


カリは赤ちゃん根っこがよく出ます。

ウンベラータの体を丈夫にするのもカリ。(細マッチョみたいに)


この栄養表記を見ながら肥料を選ぶとウンベラータも大喜び(笑)


ということでウンベラータの肥料いろいろ買ってみました。



6種類いろいろ見たけど、販売終了のもあって迷いました。


結論

おすすめは

ウンベラータ 肥料 おすすめ
この2つあればウンベラータは大丈夫



めっちゃお金持ちの人は
ウンベラータ愛が強い人はこの3つで決まり

この3つの肥料の使い分けできれば、「鬼に金棒」

最強ウンベラータが完成します(笑)


肥料の成分、窒素、リン酸、カリのバランスを見ながら肥料一つ一つを比較していきましょう。


まずは固形の肥料の5種類。

ハイポネックス、プロミック【1】



とても平均的な肥料の作り。
ザ、スタンダード。

オール3の成績表的な。



ハイポネックス、錠剤肥料【2】


これも平均的な肥料。

置くだけで簡単。
ハート型で女性でもとっつきやすい肥料。

女性受け狙った的な。


ハイポネックス、ボタナイス【3】


新発売のハイポネックスブランドのボタナイス。
平均的な作りで使いやすい、オールマイティ。

オールラウンダー。


ハイポネックス三兄弟の中で唯一カルシウムが入っているのでとっても重宝します。


カルシウムは土のコンディションを整えてくれるので、毎年植え替えしない忙しい方の味方なんです。(マニアック情報ww)



上のハイポネックス三兄弟、


  • ハイポネックス、プロミック
  • ハイポネックス、錠剤肥料
  • ハイポネックス、ボタナイス
で迷ったらボタナイス、これが一番おすすめ。(カルシウム効果good!!)

でも、
毎年植え替えする人はハイポネックス三兄弟どれ使ってもいい気がする。
お好きな肥料をどうぞって感じです。


ハイポネックス、マガァンプK【4】



これはリン酸特化型の肥料。
肥料のリン酸がめっちゃめっちゃ多い!!!
リン酸の肥料の特徴↓



リン酸の復習とすると脇芽が出やすいという特徴があります。

ということで、

ウンベラータを剪定する年の肥料は、このマガァンプKをチョイスするとかなりの高確率でウンベラータがたくさん脇芽を出してくれます。

だってリン酸40に振り切ってるマガァンプKですもの(笑)

ハイポネックス、ネクスコート【5】

ちっ素特化型の肥料。
かなり振り切って作りましたねハイポネックスさん。

これは生産終了なので在庫なくなり次第終了なんです。(2021,4月現在)
早い者勝ちです。

なのでウンベラータを大きく育てたい人は在庫があるうちにネクスコート一つ買っておくことをおすすめします



固形肥料の唯一の欠点が植え替えたタイミングで上げれないこと。

(根っこが弱って栄養をうまく吸収できないから)

植え替えから肥料を上げられるまでは約1ヶ月ガマン。
で、その1ヶ月ウンベラータが一番弱ってます。(ヤバイ時期です)


その空白の1ヶ月に効果的なのが液体肥料のメネデール。

メネデール【6】


鉄イオンはチッソ、リン酸、カリと違って補助剤のようなもの。

でも植え替えや挿し木などでピンポイントでめっちゃ働く成分。

しかも植え替え後、その日に上げても肥料焼けを起こさない優しい肥料。

植え替え後、魔の1か月の弱っているときに大活躍です。

鉄イオンの特徴はこんな感じ。



植え替え後その日に使っても問題なし。
植え替えで傷ついた根の切り口の保護をしてくれるんです。

鉄は根っこを深くまではってくれる手助けもします。(やっぱり植え替え直後に上げたい肥料)


こういうサプリ的な肥料があると使い分けできてめっちゃ重宝します。

鉄も吸収しやすいイオンの形でしかも液体状、めっちゃ吸収率がいい。


固形肥料のサイズも比較してみましょう。

ウンベラータ肥料おすすめ
ウンベラータ肥料比較


ハイポネックス三兄弟はサイズ感は似たような感じ。

プロミックが一番大きく、ボタナイスと錠剤肥料が小さめ。

なんといっても錠剤肥料のハート形がナイスですね。

地味にカワイイ(笑)

結局ハイポネックス三兄弟はあまり差はないですね…。使い方も土の上に置くだけで一緒だし。

マガァンプK(小粒)は白いふりかけみたいな感じ。触った感じもさらさらです。

ネクスコートは唯一の茶色。
土の上に置く肥料としては一番存在感なく土に馴染んでくれる色してますね。


全部の肥料は匂いがないので、そこは安心。


ペット飼ってるご家庭は粒の小さなマガァンプKかネクスコートのほうがいいかもですね。
(プロミック三兄弟は餌と間違えて食べちゃいそう)





ライフスタイル別おすすめの肥料(液肥と緩効性肥料)

ということでウンベラータブログ管理者が勝手にお勧めする肥料を選びます(笑)



いろいろな環境やライフスタイルで育てていると仮定して紹介してみます!!!



いろいろ比較したけど…、次の2つがハズレなしって感じです。(お金持ちは3つww)
迷ったらこれを使えばウンベラータに合います。
2個か3個か迷った

こんな人はこの肥料を選ぼう!

忙しい人におすすめ

ボタナイス。

置くだけ簡単(笑)
植木鉢の縁に置くだけ



しっかり育てたい人におすすめ

ボタナイス & メネデール

ダブル肥料でシンボルツリーに仕立てる。

これで万全(笑)


植え替え後の人におすすめ

メネデール!
植え替え後すぐに使えるメネデール。

鉄イオンで根っこの成長をスピードアップ&傷んだ根っこの補修。
植え替えは負担大

メネデールは挿し木の時にも使える液体肥料。メネデールの効果の実験もしてみました。
その時の記事↓

ウンベラータの挿し木その後45日

メネデール入りの挿し木と、メネデール無しの挿し木で根の成長に差が出るのか!



ウンベラータに元気ない人におすすめ

メネデールからのボタナイス

元気ない時は、根っこが弱っている場合がほとんど。

なので、まず根っこの成長が最優先。

なのでメネデールで根っこを強化します。

メネデールで根っこを強化した後、春になったらボタナイスでカリをしっかり吸ってもらいます。

カリの復習を。↓

そうするとカリの成分でウンベラータを丈夫に、寒さに強い骨太ウンベラータに体質改善していきます。

なのでメネデールからのボタナイスで回復調合。

弱りすぎたウンベラータにはまずメネデール


剪定した人におすすめ

マグァンプK。
リン酸最高値のマガァンプK


勉強した通り、リン酸たっぷり。グラフのとんがり具合がヤバイ(笑)

剪定した日から一か月後の肥料をマガァンプKに切り替えるとgood!

剪定するタイミングが決まっていたら、剪定する前から肥料をマガァンプKに切り替えがおすすめ。
早めにリン酸を蓄えさせると脇芽も早く出てきます。


幹を太くする人におすすめ

ボタナイス。

窒素成分が決め手。
ジッパーがついていて保存できます
ボタナイスは120グラム入っているので3年は持ちます。

(売り切れてなかったらネクスコートもおすすめ)
ちっ素19のポテンシャル強しww


500グラムでバケツっぽい入れ物(笑)

1つ買っておけばウンベラータ全体が巨大化すること間違いない。
上げすぎはウンベラータがメタボになるので適量で(笑)



いちよう


肥料ツートップの使い方を紹介します(めっちゃ簡単だけどね…)



メネデールの使い方は水にまぜてウンベラータの水やりと一緒に

肥料濃度はメネデールの後ろに書いてあります。

キャップ二杯と2リットルの水で適量の濃度が作れます。
2リットルペットボトルに2杯入れる


水を入れて薄める


そのままウンベラータにgo

めっちゃ簡単。
無臭なので気にならないです。

大体8号鉢で2ニットルの水を使うと、ちょうどいいのです。


マグァンプKの使い方は土の表面にかけるだけ

肥料濃度はマガァンプKの後ろに書いてある通りです。
目分量で入れちゃいます

テキトーはほんとはダメですよ。

ゴマぐらいの大きさの粒状の肥料



サラサラしているタイプで効果は緩効性でゆっくりじっくり効いてきます。
ウンベラータをひ弱な幹から太く大きなウンベラータに成長させてくれます。


ボタナイスの使い方は植木鉢の縁に適量置くだけ

置く個数は8号鉢で6~8個。
植木鉢の縁に等間隔で置いて


水を上げると

ラムネみたいに溶けて栄養が効いてくる

水がたくさんかかるとよく溶けるので、水やりはボタナイスを溶かすように上げちゃいます。
「溶けろ溶けろ」と念じて(笑)

肥料を与えるポイントは時期

ウンベラータに肥料をあてえるときは時期がとても重要です。
ウンベラータに限らず観葉植物は一年の中で成長する季節とお休みをしている時期があるからです。
お休みをしている時期にあげても効果的ではなくあまり意味がありません。

肥料に限らず剪定や挿し木、取り木などのウンベラータに負担のかかる作業は成長期に行うと回復も早く成長の妨げにならないのです。




春と夏の成長期

ウンベラータに肥料をあげるのは春と夏の成長期です。
具体的な月は4月から10月までです。
この時期に肥料を与えて、水をタップリ上げて、たくさん日光を浴びさせることで11月から3月までのお休み時期も順調にトラブルなく越冬することが出来ます。

肥料自体は適量であれば観葉植物用の肥料であればなんでもイイと思います。(テキトー)
あげすぎはウンベラータにとっても負担になるので適量を守ることが鉄則です。




ウンベラータに肥料を与えるときの注意点

ウンベラータに肥料を上げるときの注意点は適量を守ること、植え替え時期には上げない事です。
肥料は上げすぎると土のphが変化してしまいウンベラータが水を吸えない状態になったり、肥料焼けといって根が傷んだりします。

肥料焼けは置き肥に起こりやすい

特に置き肥に起こりやすい状態なのですが適量をしっかり守って与えることで防ぐことが出来ます。
粒状は土に残ってしまうので、実はしっかり分量を守ってあげるのが大切。
しっかり分量を守ると効き目もがっつり効いてくるのが置き肥のいいところ。




肥料焼けの症状は

肥料焼けの症状は葉っぱに出ます。
葉っぱの先っぽが変色するのが肥料焼けのわかりやすい症状。

土の状態が肥料過多になって、根っこが傷んで土も固くなっちゃいます。
何事も適度な感じがいいんですね。


ウンベラータを植え替えした2週間は肥料を与えない

植え替えした後は根が傷ついています。人間でいえば手術の後です。
手術の後は根が傷んでいるのでそこに肥料を上げても上手く養分を吸えません。
根が定着する、安定する2週間から3週間を待って肥料を与えるのがイイです。

ウンベラータに最適な肥料の形で使い分け

観葉植物の肥料の形にはざっくり分けて2種類あります。
肥料の形で与える肥料を変えるのもgood!

  • 液体タイプ
  • 固形(粒状)タイプ

の2種類です。

マガァンプKとボタナイスは粒状、メネデールは液状

液状とと粒状と

それぞれメリットデメリットがあります。
簡単に解説を。


液肥メリット

液肥は素早く効果が出るのがメリットです。
水を上げるタイミングで液肥を混ぜて当てえるだけで吸収率がよくなりウンベラータが栄養を吸い上げます。

スピード感ある肥料がメネデール系の肥料。

液肥デメリット

液肥のデメリットは効果が長続きしない事です。

液体状ですぐに溶ける分、土などに長くとどまらずに余った分は水と一緒に流れてしまいます。


置き肥メリット

置き肥のメリットはゆっくり長く効果が持続することです。

一度栄養剤を与えると効果が2ヶ月と緩やかに効いてくれる緩効性の肥料で忙しい人でも楽チンです。

じっくりマイペース系がボタナイスやマガァンプKの肥料。

置き肥デメリット

置き肥のデメリットは効果が緩やかなのですぐに効果が表れないという事です。
与えすぎると土の状態が悪くなりウンベラータの根から水が吸収できないようになるのもデメリットです。


ウンベラータの育て方(世話)手入れ 水やりは季節によって違います

観葉植物の中でも人気のフィカスウンベラータ、丈夫で大きい葉も魅力的な観葉植物。
ウンベラータの葉はかわいいハート型で女性のインテリアにも大人気。
ウンベラータの日頃の手入れや管理方法、植え替えや剪定などポイント別にまとめてみました。上手に育てていきましょう。


ウンベラータの水やりは春夏秋冬と時期によって異なります。基本は土の表面が乾いてから水をタップリ上げるのですが季節ごとの水やりの方法を紹介します。

暖かくなってくる春、土の表面が乾いたら水をタップリ上げて下さい。

自分は頻度でいうと7日から10日に一回のペースで上げています。
ウンベラータに水を上げるときは一回をタップリがベストです。鉢底から水が出るまで10号鉢で2リットルぐらい上げます。




夏は土がよく乾くので、ウンベラータが水をよく吸うのでたくさんの回数を上げます。
頻度は3日から7日に一度、水の量は変わらず鉢底から水が出るまで上げます。

梅雨

梅雨時期は土の表面の乾き具合が判断しにくいので、ウンベラータの葉っぱが元気なく下を向きだしたら水分ほしい合図です。たっぷり上げて下さい。
水を上げると次の日には葉がまた上を向くように元気になります。

秋は夏のめっちゃ上げるのから少しずつペースを春ぐらいに戻します。
頻度は7日から10日です。新芽の出る頻度も落ち着いてくるのでだんだんお休みモードになります。
ウンベラータの葉っぱの状態を見ながら水の頻度もコントロールしていきます。

気温の下がるウンベラータの冬はかなりお休みモード、水もあまり吸いません。
土も乾かないので頻度は10日から15日と水を上げるペースは少なくなります。
根腐れを冬は起こしやすいので水の上げすぎ注意です。




土が乾かない時は

ウンベラータの土が乾かない時は水を上げないでください。
日頃からウンベラータの葉の状態を観察しておきます。(特に角度)
下を向いていなければウンベラータは水は必要としていないので無理に上げる必要ないんです。

底面給水でも同じです

霧吹きで葉水をする

春夏秋冬を通して霧吹きで葉水をします。
葉水とはスプレーなどでウンベラータの葉に水分をかけることです。
そうすることでウンベラータの葉に虫や害虫が付くのを防げたり、直射日光などで表面温度が上がりやすいのを冷却する効果があります。

葉水をする事で葉のホコリを防ぐことも出来ます。

葉水で床がベタベタになる場合はベランダなどに出してウンベラータに葉水をしてあげて下さい。




ウンベラータの育てかた(世話)手入れ、置き場所(管理場所)と温度調整

ウンベラータの置き場所と温度の調整はとても重要です。
日本は四季があるので季節によって気温と日当たりなどがかなり変わります。
春夏秋冬に合わせて置き場所と気温などの調節が出来るとウンベラータ喜びます。
ウンベラータに最適な管理場所とは



ウンベラータの置き場所、管理場所

ウンベラータの置き場所は日当たりの良い窓の付近がベストです。
ウンベラータは日光が好きなので晴れている日は外に出して日光浴をするとよく育ちます。
でも日頃室内でいきなり夏の直射日光などを当てると葉焼けを起こしてしまうので、外に出しながら大きく育てたい人はたまに日光に当たる日を作るなどしてウンベラータがビックリしないようにしてください。
直射日光にあてるのが頻繁に出来ない人で日光浴をさせたい人は外に出す時間を1時間から2時間までにしておくと葉焼けを起こしにくいです。
(もっと言うと午前中の気温が上昇中の1時間から2時間がいいです。お昼過ぎの一番日光が強い時間にいきなり外に出すと一発で葉焼けします(笑))
葉焼けは治らないので切るしかない(涙)




真夏は日陰がベターです

毎日外に出しているウンベラータでなければ真夏は日陰で十分です。
外の暑さは大好きですがウンベラータの葉っぱが葉焼けをしてしまうと治らないので観葉植物としては致命的。
暑い外にいるだけでウンベラータは幸せなんです。



秋ぐらいになると室内管理がイイです

秋になると野外、室内の気温も変わらなくなってくるので室内で観葉植物として楽しんでください。



野外や戸外、ベランダでのウンベラータ

春や秋は野外や戸外でのウンベラータの管理も大丈夫です。
ただ野外やベランダでの注意点は雨です

ウンベラータの管理で雨は?

ウンベラータの管理で雨はあまり好ましくありません。
自分のタイミングで水を上げるコントロールが出来ない事。台風などの雨は塩水を含んでいる為観葉植物の水分には適しません。
そんな時は玄関など室内に避難するのが無難です。


室内のエアコンや床暖房、暖房でのウンベラータ管理は

室内でのウンベラータの管理は温度も一定なので適しています。
ただ気をつけなければならないことがあります。

エアコンの暖房

エアコンの暖房は要注意です。
ウンベラータに直接エアコンの暖房の風が当たると乾燥が進みます。
その乾燥は葉をダメにしてしまう原因です。そのためエアコンの吹き出し口付近には観葉植物を置かないのが鉄則です。
よく葉水をして葉が乾燥しないように管理して下さい。そうしないとハダニなどの害虫が付きやすい状況を作ってしまい、キレイで大きい葉が付きにくくなります。
特に冬に注意が必要です。

床暖房

床暖房はウンベラータの鉢が温まりすぎて根っこが傷んでしまいます。
なので床暖房のある部屋ではウンベラータのような観葉植物は置かないほうが良いでしょう。
どうしてもウンベラータを置きたい場合は鉢と床の間に空間が出来るように1枚板を入れて置くと床暖房の暖気が鉢まで伝わらず部屋でインテリアとして楽しむことが出来ます!



ウンベラータの室内管理でのライトや蛍光灯の光は日照不足


ウンベラータの室内管理での日照不足は葉の成長や幹の太さなどに影響します
一年中室内管理が出来ないこともないですが元気に大きくウンベラータを育てたい場合は春と秋にたくさん外にだし、日光浴させるのが一番です!
室内でも日光不足にならないためにはなるべく日の入る窓際の置き場所がイイです。

レースカーテンごしの柔らかい光でもウンベラータにとっては大切な栄養。

日当たりの良い部屋の管理が大切です。

夜の寝室でのウンベラータ

寝室でのウンベラータの管理は日中の光の当て具合で成長が変わります。
寝室は日中暗く人の出入りがない場所、そんな場合は日照不足で元気ないウンベラータになりがちです。
まだリビングに置くウンベラータわテレビボード、卓上ウンベラータのほうが蛍光灯の光で元気に成長するでしょう





ウンベラータの適温、温度調整、越冬

ウンベラータの冬は10度を下回らないように管理をするだけです。
耐寒性や耐寒温度は10度ぐらいで寒さには強いです。室内で管理すればまず心配ありません。
窓の付近は夜以外に冷えるので寒さ対策が必要です。
寒暖差がウンベラータのストレスになるので冬は特に寒暖差がない場所で温度管理をしながら育てて行けるとイイです

最低気温が10度を下回る日本では冬のベランダ置きは低温でちょっと心配です。

冬は日照不足にもなりやすいので注意が必要です



ウンベラータを大きく高く縦に伸ばす

ウンベラータを購入後育てていると大きく高く伸ばしたくなりますよね。
好みの樹形を購入しつつも手をかけて大きな葉や幹枝を育ててインテリアグリーンとして育てたいはずです。

ウンベラータを大きくする(巨大化)

ウンベラータ観葉植物を大きくするには日光と肥料と水と温度管理が重要です。
暖かい午前中にしっかりベランダや屋外に出して日光をたくさん浴びせて、適度に水を上げると大きく高く伸びていきます。
肥料も適度に上げることで高く大きくなるのを手助けすることが出来ます。

ウンベラータを縦に伸ばす

ウンベラータを縦に伸ばすときは枝の剪定が重要です。
幹を剪定して成長のパワーを縦軸にしっかり伝えることで縦に伸びやすくなります。
フィカス系の観葉植物は剪定にも強く、時期さえ間違えなければ大きくならないなんてことはありません。
適切な剪定をする事でウンベラータをがっちりとしたウンベラータに育て治すことも出来ます。
ウンベラータは栄養の分散が進んでいるので栄養を集中させるためにも枝の剪定とウンベラータを縦に伸ばすのはワンセットなんです。




巨大化してふらふらなら支柱や添え木を

ウンベラータの成長の最中に巨大化して枝や幹が葉の大きさに耐えれず倒れそうでふらふらなら支柱や添え木をしましょう。
垂れ下がるウンベラータの場合も支柱や添え木が必要です。
ウンベラータの幹は白く上品な色なのでその色に合った支柱や添え木を選ぶとイイです。
成長の進んだ幹は白く、まだ若い幹は緑色なので白い色の幹の部分に支柱と幹を支える紐をくくると後が付かずにキレイに支えることが出来ます。

逆に緑色の幹の部分は成長してまだ1年たっていない茎なので柔らかくロープの跡が付きやすいので注意が必要です。


ウンベラータを曲げる


ウンベラータを曲げるときは幹の色が重要です。
一つ前に書きましたが、幹の色が緑色の部分が若く柔らかいので曲がります。
逆に白く硬化した幹に部分は曲がらずにウンベラータが折れます。
曲げたい部分をロープやひもなどでゆっくり曲げたい方向に固定するだけです。
ワイヤーなどを使ってウンベラータを曲げるのも有効です。
ワイヤーの場合は好みの曲線にワイヤーを作りそのワイヤーにひもでくくりつけるだけです。

ワイヤーはミリ数の大きい太い方がウンベラータの幹の強さに負けずにしっかりらせん状に曲げることが出来ます。

ウンベラータ曲げはおしゃれでフィカス系のゴムの木の特徴を生かした上品な仕立てで人気がありますよね

自宅でも時間をかければウンベラータを曲げることも可能です。

ウンベラータの栽培難易度とは

ウンベラータの栽培難易度は個人的感想ですが難しくないです。
購入する時にしっかり根のはってるウンベラータを購入することが出来れば変なことをしない限り半年は枯れません。
その半年でウンベラータの水やりや日光浴、肥料などその置く場所、家に合った育て方を模索して答えが出せればそれの繰り返しだけですので。

とくに明るい所から、買ってきた後に寝室などの暗い所に置くと落葉してしまいますが、根っこや幹は生きているので5月になるとまた新しい葉が芽吹いて出てきます。

ウンベラータが枯れたときは幹が黒く変色するので幹が白い間は生きてますので5月まで気長に待ちましょう。



ウンベラータの水やりのタイミングも簡単です。

ウンベラータの水やりや葉が元気なく下に垂れてきたときです。
葉が大きいので下に垂れる様がよくわかります。それから水を上げるだけで根腐れを起こすことはありません。
機械的に4日に一回など水を上げると根腐れを起こす原因になるので、葉をよく観察することでトラブルを避けることが出来ます。

旅行中や留守中のウンベラータの管理は

留守中や旅行中のウンベラータの管理は直前に水を上げるように2週間前から調整するとイイです。
そして旅行前日にタップリの水を上げて旅行に出かけましょう。
もともと元気なウンベラータであれば2週間はほったらかしでも大丈夫でしょう。(真夏と真冬はちょっと怖いけど)






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